カポエイラのクラスのEさんの
フォーリヤ(飛んで空中で枯れ葉の
ようにヒュンと回ります)
たくさんのアクロバットができる方ですが
フェルデンクライスに興味をもって下さって
1対1のレッスン。
ブリッジの精度をあげたい、というご希望。
まず、ハンズオンで全体の状態を感じて
いただいてから、実際に体が動ける範囲が
広がっていくのを感じていただきました。
これは、先日のカポエイラの
クラスでのブリッジ。
これは、今日のレッスンの後で
おなかの高さ、手の位置、下肢の角度など
が変化しているのがわかるでしょうか。
ハンズオンで動きやすくなってから、
「ブリッジのはじまり」という
声による指示で動くレッスン。
これは、スポーツ選手のためというより、
一般の方で肩の不調や体全体の感覚を
はっきりさせたい方にも行います。
楽に動いて、力を使うような動きはなしで。
1時間半のレッスンで、ブリッジをしたのは
最後に写真を撮るために一回だけ。
フェルデンクライスでは、変化は確実に
起こりますが、小さいことが多いです。
でも写真を見て、明らかな変化に
びっくり。
カポエイラのコタロウ先生が
いらしたときも、あまり立った位置での
大きな変化はみられませんでした。
(レッスン前)
↓
Eさんも、すっきり立って
いらっしゃいますが、終わりには
頭が背骨の上にのって
アゴを引いています。
(レッスン後)
胸の上の方が開いて肩が
ニュートラルな位置に。
Eさんの感想:
今まで、体を柔らかくするのはストレッチ
が唯一の解決法だと思っていた。
フェルデンクライスは、無理なく動かせる
ところを探っていくという新しいアプローチ
だった。
また月一回くらい受けてみたい。
Eさんは、カポエイラでも楽器練習
でもずっと助けてくださっているので
少しでも、お役に立てたら
うれしいです。
コタロウ先生のアドバイスも
取り入れながら、Eさんのご希望に
沿ったレッスンができてよかったです。
まだ、ブリッジのレッスンはいくつも
あります。