フェルデンクライス・メソッド

サイトで知って、きのうフェルデンクライスという
イスラエル人の方の開発したからだの動かし方の
クラスに参加しました。
ヨガなどもとりいれて、スポーツの怪我の後遺症から
じぶんで回復した方法を体系化したのだそうです。







演劇・スポーツ・ダンスなどにかかわったり、
体の動きに不調・違和感などを感じるひとたちが
自分の目的の達成のために、深くからだの感覚を
知るためのメソッドのようです。

医療・マッサージではなく、パワーのある先生に
お金を払えば、エイヤっと一発でなにかをかえて
くれる、というやり方の反対極。






ほとんどわからないくらい小さな動きです。

マットにらくに横になって、右肩を2センチくらい
できるだけゆっくりあげて、ゆっくりさげてみる。
うでも、肩甲骨も使わずに、肩だけで。
とてもやりにくいです。
次に左のこしをほんの少し。
。。。
というふうに進んで、内側の感覚のほんのわずかな
変化を自分で感じて頭に覚えさせます。





先生の声で誘導されますが、小さな動きで1時間
ほどのクラスで汗などは、まったくかきません。

こし骨を少し上げて。
と言われたあと、
位置を少しずらして。
と言われて、こしと言っても1センチきざみ
くらいで感覚が変わっていくのを発見。





こっている・少しかたいというようなところも
なんとなく、というのではなくてピンポイント
で自分で場所を感じられます。





クラスの終わりに肩を少しあげてみたら、ふしぎな
ことにらくにあげられました。
からだの部分部分、くっついていた肩と背中・うでが
はがれて、別々に動くようになっている。

ネコみたいな感じかな。





クラスのあとは、そんなに変化はわからなかった
のですが、朝目が覚めたときからだがふにゃ。
肩を少しあげてみるとうまくいきます。

誰かになおしてもらうのではなくて、じぶんで
からだに集中して、変化を感じていく。





からだの内側への探検でしょうか。
ヨガでも自分のからだは科学の実験室、と言われます。

もちろんヨガがわたしの暮らしの基本ですが、
毎日の動きのなかで、フェルデンクライスの考え方
を取り入れていけそう。
また、ときどき体験したいです。







というわけで、けさも朝のヨガ・深呼吸。

いつもより少し早く目が覚めて、明るい空が
まぶしい。
ほんとにからだはおもしろい。