指のらくな使い方

きのうは、フェルデンクライス・メソッド
指の使い方のクラスへ。

ヨガとフェルデンクライスは、内側から
リラックスすることによってらくにからだを
使うという共通の考え方。






カポエイラの一弦の楽器、ビリンバウは
からだにつけずに左の小指だけで楽器を支えて
持つので指が痛くなります。

この頃、朝目が覚めると左の薬指がかたく
バネ指のようになっていて気になっていました。






きのうのクラスでは上向きに寝て、
前回と同じようにうでをゆっくりあげて肩甲骨
を意識。
それから、ゆっくり親指で、ほかの指の先に
小さく円を描いてみる。
指先の感覚がとても繊細になります。





手をらくに開いてみる。
左手の親指の付け根は、ビリンバウを持って
負担がかかるから、すこしへこんでいると
思ったら、右側も同じようにへこんでいました。
(写真では、わかりにくいのですが)
別になにも悪くなかったのに、意外に思い込
みってあるのですね。




ゆっくりとらくに指でベルのかたちを作ってみる。
指先同士は触れないように。
目を閉じてなんどか繰り返してみる。





繰り返しながら、薬指のごわごわした感じや、
薬指の骨がカクンとなる場所を確認していま
した。

すると、だんだんにごわごわした感じが
なくなってしまって、カクンとする場所も
消えてしまった。。





さいごは、上向きに寝て、目を閉じて、
ゆっくりと両手で指で作ったベルを、
呼吸に合わせて開いたり閉じたり。

なんにもほかの考えが入ってこない。
は〜、きもちがいい。
瞑想にとても近いです。
こし・かたなど全身が緩んでいます。





クラスには、スポーツをしている方、ピアノや
バイオリンを弾くときにからだがかたいと
感じている方などがみえていました。

リラックスは必要だけれど、ビリンバウを
持ったり弦やキーを押さえるのには、脱力
と力を入れる両方が同時に必要。





帰りにストリートで見かけて、

立って演奏する方が、前かがみにならずに、
姿勢を保ちやすそうだな、と思いました。






けさ、目が覚めたときも、ゆっくり指を
開け閉め。
薬指の感覚とても良いです。半分あきらめて
いたのですが、とてもよくなります。

(雪が解けたら、げんきなシクラメンがピン!)