チェロとギターの夜

昨日はジャズ、今日はクラッシックのコンサートへ。

今日は古い洋館で、音の響きが立体的に感じられて、

場所によって、ずいぶん違うのですね。

 

だんだん曲が進むうちに、チェロの音色が

どんどんなめらかに馴染んでいくように思えた

のですが、楽器が温まる、なんていうことはあるので

しょうか。ギターの音も柔らかい。

フラトレス A.ペルト

前にも聴いたことのある曲で、澄んだ水のような、

雲の漂う空のような

泉が湧く、緑の香りの森の中のような。。

引き寄せられる曲です。

クラシックのコンサートでしたが、昨日のジャズの

ライブとの境目はあまりないのかな。

 

そして、水とワインは、とても胸に染みました。

アンコールのナナという子守歌は、

ギターといっしょに、チェロの滑らかで

静かな音が頸椎(首の後ろ)

をクーっと上って行くようで、

眠くはないのに目が開けられない。

 

少し目を閉じていると、それが頭頂まで

抜けていって、ふーっと深い息が出て

瞑想の後のように柔らかく緩んでいる。

少し忙しかったのですが、豊かな音に包まれた2日間。

演奏してくださったみなさん、お会いしたみなさん

ありがとうございました。

 

 

フラトレスのような空。