トリオのコンサートへ

ギター、アコーディオン、ドラムのジャズトリオの

コンサートへ。

どの曲も、一音一音一生懸命弾いてくださって、

気持ちが伝わってきました。

 

一部で演奏された曲は、川の流れのような、

もしかして人生?と思わせるような作品でしたが、

Floating Everyday

というタイトルと伺って、なるほど。

一緒に流れに身をまかせました。

 

この曲の始まりはガムのように伸びるような、そして

パチンときれるような音で作られていて、なんだろ。

聴いているうちに、おなじみのSmall Houseでした。

前にギター二本で聞いたときは、まるで海の底深く

にある珊瑚の小さな家のようだったのに、

アコーディオンとパーカッションが入って

今日はブエノスアイレスの裏通りのちょっと

不穏な雰囲気。

 

はずむようなBeatriceも、聞きながらカラフルな

ミニスカートをはいた、南米の女の子が浮かびました。

 

いくつか新曲もあって、馬の曲はそれぞれの楽器が、

パカパカと軽快に馬のひずめの音を奏でて

くださって、つい笑顔に。

どの曲もとてもおもしろくて、ときにはしみじみと、

あっと言う間に時間がたってしまいました。

No Time For Meは特にそんな気分の曲。

アンコールのOhioは、バーンスタインのミュージカル

の曲だと前に聞いたような。。

オハイオの平らで広い大地が広がっていくようで、

バースタインさんの作品の力もすごい、と感じました。

 

アーティストの方たちが、変化に富んだ楽しい毎日

を過ごされて、コンサートで素晴らしい曲・演奏を

聞かせてくださると、観客の私たちも日々を生き生き

と過ごせます。

ありがとうございました。