ジャズのコンサート 初めて聞いたトリオ

ギターとパーカッションとアコーディオンのトリオ。

こんな演奏が聴けた夜でした。

 

初めて間近で聞くアコーディオンの音と、コロコロココ

と鳴るパーカッション、ギターは一本のはずなのに、

澄んだメロディーの音と、少しくぐもった伴奏の音が

聞こえてきて、もう一本どこかにかくれている?

 

初めてのアコーディオンのせいかな、

お店の壁のレンガも石畳を思わせて

行ったことのない今のブエノスアイレス気分。

(昔も行ったことがないです)

それで、↑こんなふうになりました。

ブエノスアイレスの街角のMc気分の曲も

聞けました。

 

歌詞のない歌声も。歌詞がある曲も良いのですが、

ひとつのイメージにとらわれない歌詞のない歌は、

聞いていて気持ちが広がります。

 

「背面律動」という曲は、246を制限速度を

気にせずお台場まで飛ばしていく車の窓からの

景色のよう(運転できません🙇)。

一駅間違えて降りて、246をお店まで走ったので

よけいそう思ったのかも。

最後にお台場の浜辺でゆっくり座ります。

(個人の感想です)

 

Small House

はいつも魅かれる曲ですが、

アコーディオンとパーカッションのトリオで聞いて、

夜の闇から、だんだんに光がさして明るくなってくる

ようで、きゅんとするような編曲でした。

 

Ohio

という曲は、バースタインの作曲だそうですが、

オハイオ州の田園風景の中で小鳥が鳴いたり、

水族館でイルカやシャチが鳴いているような声が

聞こえる曲で、トリオの楽しさがわかりました。

 

 

年代の違うメンバーの方たちでしたが、

年上の方が、厳しく冷静な視線で

若い方の演奏を見て、聴いて、

本気で向かい合っていらして、すごい。

precious.

自分の音を楽しんで聞いて、他の方の演奏も聞いて

応えていく、その瞬間の呼応というのでしょうか、

それが、こんなに楽しいのかな。

寒さも忘れる、素晴らしい夜をありがとうございました。

 

アンコールは、

He Is Old But Beautiful

初めて聞いた時の印象のまま、とてもきれいな曲。。

 

少し時間がかかりますが、印象に残った曲、演奏

これから絵にできたらいいな、と思っています。