重い物を運ぶ


先週、引っ越しの手伝いに行ったのですが、
拭く、掃く、物を運ぶ、など
の動作をいかに楽に効率よくするか、
という事にフェルデンクライスは
とても有効で、発見も多く楽しい
ひとときでした。



拭く、掃くなどは手先だけで行わず
腰・体全体で行うと楽。
物をつめるのは、立体パズル的で
全体を見てから始めると収まりやすい。




重い箱を運ぶときは、箱に対して
正面に向き合って、片足を前に
立ち、腰・背中を丸めずに、膝を柔らかく
一度箱を向こう側に押すようにしてから
自分の方に引き加減に持ち上げると楽。




一番かんじんなのは、自分の体の中心線
(鼻とおへそを結ぶ線)を感じること。
左右の肩甲骨を背骨の方に寄せて
下向きに回すように、
骨盤(腰)は、後ろから前に
回すように。力を体の中心線に集めて、
その前に出た骨盤に箱をのせる
イメージで。






いままでへなちょこで、ビールケースを
持つのにも苦労していたのに、
本の箱がすっと持ち上がる。
自分の中で、ちょっと感動しました。
しかも次の日に筋肉痛もない。
フェルデンクライスをやっていてよかった。