豊洲でコンサート

f:id:yogablackbird:20210303192943j:plain

豊洲シビックセンターで大萩康司さんの

コンサートへ。

 

f:id:yogablackbird:20210303191937j:plain

バッハの「組曲ホ長調」は、前にも上野で

聞いたことがあるはずだったのに、

今日は、はじまったとたんに、

え、この音は何!

と驚きました。

 

まるで、山奥の泉から湧き水が流れ

落ちるような音。

f:id:yogablackbird:20210303192756j:plain

今日の楽器はフランスの50年以上前の

ギターだそうです。

楽器によって、こんなに音が違う

のかと、驚きました。

f:id:yogablackbird:20210303193136j:plain

組曲」という名前ですが、

湧き出た水が滝になって(プレリュード)

 

f:id:yogablackbird:20210303193406j:plain

流れて行って静かな湖へ。

ゆっくり日が暮れていくと(ルール)

 

f:id:yogablackbird:20210303193825j:plain

湖畔のお城で宴が始まる。

ガヴォット、メヌエット、ブーレ、ジーグと

変化にとんだ曲の舞踏会が繰り広げられる、

そんなイメージが浮かびました。

 

ほかの曲目「そのあくる日」

「カヴァティーナ」も

このギターの優しい音色で、

美しい演奏!

f:id:yogablackbird:20210303195019j:plain

最後の「さくらの主題による変奏曲」

(横尾幸弘作曲)は、

桜吹雪が見えるよう。

 

アンコールの「タンゴ・アン・スカイ」、

大萩さん演奏の切れのいいタンゴでさえ

まるで今まで聞いたのとは 違うような・・。

楽器の力を改めて感じました。

 

人数制限があって、大勢の観客は

入れませんでしたが、

優しい音色の素晴らしい楽器を

自由に弾きこなされて

良い会場ですてきなコンサートでした。

f:id:yogablackbird:20210303193551j:plain

ふと、もしかして、上野でもこのギター

を使っていらしたのかな、と考えましたが、

会場・お天気など

様々な条件でギターの音色が違って

聞こえることもあるかも知れないと

思いました。