今夜は、藤元高輝さんのインストアライブへ。
楽器店で15人だけの限定で、マイクなしで
ギターの音そのまま。
藤井敬吾作曲「春が来た」変奏曲
は、春の小川沿いの景色の変化を
昼・夜・空・野原、そこを行進する
子供たちなどが次々と現れてくるよう。
そして、いつも弾いている、とおっしゃって
リョベートのカタロニア民謡集13曲続けて。
「聖母の御子」はアップテンポで軽やかで
明るい感じで、聖母子像もいろいろな絵が
あるように、こんなに違う演奏もあるのだ、
と驚きました。
素人のかってな感覚で(会場にもよると思いますが)
藤元さんの演奏はドイツとかウイーンのイメージの
迷いのないきりっとした音色に思えました。
違ったらごめんなさい。やっぱり、どこかふしぎな
空のかなたからいらしたような。
ヴィラ・ロボスのショーロスはドラマチックに、
ボンファの「リオの散歩道」は時に優しい音で。
前回のコンサートで聞いた武満作品も演奏され
ましたが、ソルの第7幻想曲p30ではギターの
音がしみじみ味わえて、ゆっくりと曲の中に
浸れました。
ありがとうございます。
演奏者、楽器、場所によって、こんなにも
音が違うのですね~。
ーー
額装:武満徹作曲
すべては薄明のなかで(ALL IN TWILIGHT)~MIYOTA
そういえば9月になれば、このライブの配信が
見られるそうです。
アクリル板を置く前の武満さん。
と演奏してくださった藤元さん。