目を柔らかく使う

メガネをかえたけれど、見にくくて
目が疲れる、という方にプライベート
レッスン。



向かい合って座ってみると
まず呼吸が浅いのに気づく。

胸・おなかに手を置いて、息が
はいってくるのを感じていただく。
肺は、肩先からおなかの横隔膜まで左側右側に
長く伸びている。
腹式呼吸と言っても、実際はおなかに入る
というよりは、たくさん息を吸って下の方
までふくらんだ肺がおなかを押しひろげて
いる。



息が少し楽に入るようになると、あごを
かみしめているのにも、気づく。

あごを楽にするATM(動き)を少しして
いただいてみると、
「あごがカクカクいわなくなった!」
とのこと。
顎関節症の方は多いのですね。




それから、目に意識を向けて。
目の回り、頭の奥もゆるめるように。
ゆっくりと
頭を動かさず目だけ右⇔中央と移動
目を動かさず頭だけ右⇔中央と移動
左側も。
頭が上に行く時目は水平⇔下と移動
頭が下に行く時目は水平⇔上と移動
。。

というように、目と頭(かお)の
動きを分化していくと、
かたまっていた目の周りの組織が
緩んで、楽になる。




「え〜、やりにくい!」
とはじめはとまどっていても、おもろがって
やっているうちに、目・顔の組織が
ゆるんで楽に。
たのしんでいただけて、よかったです。





屋外の写真は角筈(つのはず)区民センター
向かいの新宿中央公園で撮りました。