フェスティバル、最後の日は1時間ほどだけ見学
させていただきました。忙しい一日。
Fuego(炎)の始まりでは、速水御舟の”炎舞”
という絵が浮かび、巻き込まれるようでした。
アルベニス作曲の”椰子の木陰で”と
ソルの”月光”は、ギターの音の中に、
体も気持ちも溶けて沈んでいって
しまうようでした。
福田進一さんと荘村清志さんの
世界初演のMIDNIGHT MEMORIES
という曲は、ちょうど12時頃の
気持ちそのまま。
先輩の荘村清志さんが、背筋をのばして、
演奏していらっしゃるようすは、とても
励みになりました。
ギターの音は、内側から体と心を休めてふわっと
膨らませてくれます。
演奏者の方とは、近くでお会いしたり、お話する
事はありませんが、これからも自由な気持ちで
たくさんのコンサートに行きたいです。
(時間と体力とチケット代と相談しながら、
欲張り過ぎずに☺)
そして、今日は林祥太郎さんのコンサート。
始めと終わりはソルを演奏してくださいました。
聖母の御子 も聴けました。
生誕100周年のピアソラのチキリン・デ・バチン
も聴けましたが、これで最後かもしれないと。。
プログラムの最後は
夏の庭 から”Farewell”と”想い出”
を演奏してくださいましたが、
これで最後かもしれない、とおっしゃっていました。
1年ほど前にこの曲を聞いてから、自分でも
あきれるほどたくさんの絵を描きました。
これもはじめに描いた、夏の庭から ”想い出”。
去年近くの、大きな雑草の生い茂る空き地を写生
しましたが、大きなアパートが建って
今は草も残っていません。
去年の夏、そして今年の夏、
世界は変わっていきますが、
いつまでも覚えている夏の景色です。
林さんは来年かな、スペインに行きたいと
おっしゃっていましたが、強い気持ちと
まわりの方たちのサポートできっと
実現なさる気がします。
ー
少し、額装しました。
松田弦さんと間宮匠さんのコンサート、
初めてギターとマンドリンのデュオを聞いて
曲の表情の変化に驚きました。
南米にも行きたくなる、ラテンの香りいっぱいの曲。
Blackbird-How can I fly Ponze Records
Blackbird の絵はなかなかうまく行かなくて、
2枚を一枚にしました。絵もカポエイラのケリもうまく行かなくて
すずめはちょっとふてっています。そんな感じをわかってくれる
ような曲です。かってにユーモラスな気分で笑ったり。
(カポエイラが上手になる方たちは、気迫と練習量が違うのでした)
ブラックバードは、どこへいったのかな。
ゴッホの麦畑へ行ったかと思ったら、
シャガールの空に行ったみたいです。
Blackbird fly.