ヨガ

きのうから、村上春樹の新刊を読んでいました。
あまり暴力的ではなくて、初期の作品のような
説明のつかないふしぎな雰囲気のお話でした。

物語は、主人公が、いつもいるのが当たり前と
思っていた親しい人たちがとつぜん消えてしまう、
というようなところから始まります。





考えてみれば、変化のないものはないし、誰でも
なんでもいつかは消えてしまうのですが。。




オーストラリアに行ったりしていたので、けさは
1か月ぶりかな、久しぶりにニルマル先生のヨガ
のクラスへ。

そういえば、この頃、ナレッシュ先生の代講が
多かったのですが。。





ニルマル先生の弟さんのニラジ先生がいらして、

ニルマル先生は?
と聞くと、
オーストラリアへ行きました。
前から、オーストラリアに行きたいとは
おっしゃっていましたが。
いつ帰っていらっしゃるの?
と聞いたら、
もうず〜っとです。




え〜!
聞いてない。

友人がメルボルンの近くでヨガを教えていて
そのクラスを手伝うのだそうです。
もうひとりの、ナレッシュ先生は?
I don't know. He might come back.
帰ってくるかもしれないけどわからない、って?
Oh, you didn't know?
って。私だけ知らなかったの?





きのうは、とつぜん人がいなくなるというような
ドラマチックなことは、小説の中のことだと
思っていたのですが。。

あるんですね〜。







ただ、この1っか月ほど、いろいろなクラスで
からだの成り立ちやしぜんな動きについて、なるほど、
とおもうことがいっぱいだったのと同時に、

誰か、すごいパワーを持った先生をさがすのでは
なくて、じぶんの中をじぶんで研究しなさい、
というお話も聞いて、なるほどそうだ、と実感
してきたので、この1っか月ほどのことや、
きのう本を読んだことが、まるで準備だった
ような感じです。







わからないことは、わからないままでも。
また、オーストラリアに行って、お会いする
こともあるかもしれない。






いつもの場所で朝ヨガをするのは、きもちが
いいし、ニラジ先生(弟先生)のクラスも
あることだし、その流れのままでいつもの
ようにやっていけばいいかな。






そうそう、本を読んでおもったのですが、
ヨガをやってきもちいいですね〜、とか
良い演奏の音楽を聴くのは心地いいですね〜、
とか言えば、たぶん誰でも
そうですね〜、
と答えてくれる。

でもたぶん、それぞれの感覚はずいぶん違うの
でしょうね。






夏のはじめは、花ばなをバックにみどりも鮮やか。