腰みの作り

きのうは、T先生に腰みの作りをおしえて
いただきました。






ネットか島忠でわらを5キロほど買ってきて

さばいて、小さい枝(?)をとりのぞく。





そろえてたばねて、

水でぬらす。





石の上でとんとんと〜んとたたいて、
やわらかくする。





ひもで輪を作って足の親指にかけて、

2〜3本ずつぎゅっとしばりつける。




腰回りの長さになったら、結んだ位置からわらを
折り曲げて、ウエストを作る。





できた〜!





一枚作るのにどれくらい時間がかかる?
と聞かれて、だれもわからない。
時間の感覚がなくなってしまうみたい。

雪深い夜にひとりでやったら、少しさみしい
かも。



昼間の草の上なら、

太鼓でもたたいて。





腰みのは、肩にかければ北斎の版画にでて
くるように、レインコートにもなりそう。






2,3枚もっていれば、らいおんキングにだって、
なれそう。





木の上に登れば、善福寺公園だって

きぶんはアフリカのサバンナ。







T先生、みなさん教えてくださって
ありがとうございます。







きのうの読売新聞の記事。

運動や楽器練習、休息が大切。
無駄ない動き、”忘れて”習得。




え?昼寝していれば、カポエイラがうまくなる?
そういう話ではなくて、めいっぱい考えて運動や
演奏をするより、少し演奏法について忘れた方が
脳がよく働いて、実際のパフォ−マンスがよくなる
のだそうです。




確かに、まえにピアノを弾いていたころ、はじめは
楽譜とにらめっこですが、弾けるようになると、
ほかのことに頭がいっていても、かってに指が弾く。
(だれでも、そうですよね?)
いっそ、ピアノが目の前にあることも忘れて
しまえば、うまく弾けるかな。

カポエイラも、続けて2日いくより、中2日
空けた方が体力が回復して、動きやすい。
回転のケリも、ななめに足をだして、上半身
を回転して、体重を出した足に移動して、
半分回ったら反対の足に移動して・・、
と考えていたらぜんぜん勢いがでない。
実際にジョーゴ(ゲーム)のときは
考えるのを忘れている。






集中して考えながらやる、考えないでやる。
がんばってやる、がんばらないでやる。
どちらも正解なのですね。
なんでも、逆もまた真。