高尾へ

久しぶりに中央線に乗って、中野・高円寺・荻窪・・

学生の頃、荻窪に住んでいて三鷹の友達と帰り道、

時々途中下車していたっけ。

なんだか遠足きぶんで高尾へ

読んでいた本がちょうど幼馴染の二人の話で、

いっしょに泳ぎに行った時のワンピースの

水色がふとプールの色と重なったり。

太宰が渡っていた三鷹跨線橋は、今はもうないのかな。

電車の中から見上げてもわかりませんでした。

高尾はまだ雪が残っていましたが、明るくて暖かい

まぶされたように木についていたスギ花粉も、雪の

おかげでまだ飛散せず、くしゃみも出ませんでした。

帰りは京王線の特快で新宿まで

ほんの半日でしたが小旅行のよう。

澄んだ空気で胸いっぱい

行けてよかったです。

 

雨の午後は

寒い午後は、読書。

小説は書かれているままにストーリーを追って

いくので、意識して深く考えたり、解説書を

手にすることはあまりありませんでしたが、

新聞広告を見てこの本を読みました。

コロナ禍で、あっというまに広がる嵐のような

時期を経験して、それが静まった後もまだ

完全に収束とはいえない日々。その後も世界で

続く戦争に、”悪”というものははじめから

そこにあるのか、それともまわりの状況や環境に

よって、人の中に現れたり育っていったり

していくものなのか、考える助けになる

一冊でした。

森の中でも、なんとなく考える。

性善説性悪説両方あっても、自然は何もかも

全部を含めてただそこにあるよう。

露悪家ということばもふと浮かびました。

 

本の中に出てきたメタファー(metaphor)という言葉は、

高校生の頃何度も辞書を引いて、英語でも日本語でも

よくわからなくて頭をひねったmetaphysical(形而上学的な)

という言葉を思い出させました。

ただ、今ならuniverse ーmetaverseという言葉と

照らし合わせて、metaは 超 ということなのだな、

とわかって、超物理的、超物質的、と理解しやすいです。

表面に現れる向こう側を見る、感じるというような。

悪には、外に出られないようにしっかり蓋を

しないと、どんどん広がっていってしまう、

という解説も。

 

それでも森の夜明けの空気は、冷たく

力強く澄んで、何にも影響されない気持ちよさ。

--

夕方買い物に行ったら、冬薔薇のそばに

小さな赤い実を見つけました。

 

 

 

 

 

 

ART: カポエイラ アウー ケダ チ゛ヒン

Au queda de rim

いつもクラスで教えてくださるショッキ先生、

すごい蹴りを描かせていただいて、たいへん

ありがとうございます。

先生のご意見も伺いながら描けたので、時間はかかりましたが

なんとか完成です。

                          ↑                        

ブラジルの人たちが、日本人のカポエリスタ

BOA! (かっこいい!)

先生デザインのTシャツです。

パワフル!

絵だけではなく、カポエイラや歌にも

気持ちを向けていきます。

 

 

紅梅白梅

垣根越しに梅がもう満開で、春はそこまで。

暖かくて、体も軽い。

カポエイラのクラスで、帯が上の方たちの

ゲームを見ていると、自分も跳べるような気分に

なって、

2つの技を合わせた蹴りでくるっと回って、

空中にいた気分でしたが、1秒の何分の一かだけ

の浮遊で、証拠写真が撮れるほどではありません

でした。でも前より少しうまくいったかな。

カポエイラの後は、なんだか視線が上がって

空が高い。

雨上がりの森の地面

雨上がりの日の出

草の上にシートを敷いて仰向けになると、地面と

背中がだんだんに馴染んで、呼吸がとてもゆっくり

深くなっていく。

まるで空気入れでポンプしているように、大きく深く。

座っていると、瞑想をしようとも考えない。

ただ、呼吸が強いな~。

ふと呼吸がとても静かになって、そのまま。

森で座ると、家の中の10倍くらい気が満ちるよう。

満タン。

ーー

最近アフィリエイターと言う言葉を知りました。

良い商品・情報を紹介して、見に来た人たちが

それを買ってくれれば収入になるというシステム。

良い情報なら、みんなに喜ばれそう。

いくつものアドレスから、いくつもサイトを作れる。

ただ意識・無意識のうちに個人情報が漏れたり、

違法行為になることもあるそうです。

ウェブ上でたくさんの違法行為をすれば、

それだけ多くの証拠を残していることにも。

モグラの穴)
AI そのものが良い悪いでなく使い方次第、

というのと同じかな。

Lagrimaの曲のような朝つゆ。

 

 

 

 

見つけました

昨日も外で瞑想していると、閉じた目の中

もだんだん明るくなっていきます。

 

いくら植えても、柔らかいジュリアンの花びらを

すぐに食べてしまうのは誰、カラス?野ネズミ?

と思っていたら、

昨日、犯人の後ろ姿を見てしまいました。

写真は撮れませんでしたが、地面の上を歩くキジバト

いつも樹の上にいても、葉影を歩くこともある

のでした。