週末のコンサートは、熱演ながらリラックスして演奏してくださって、
とても楽しく聴きました。
ほっこりして終了かと思ったら、アンコールの「悪魔のロマンス」
は、こんなふう。
初めて聞く曲でしたが、なぜか既視感があるのでずっと考えて
いたらまるで「セロ弾きのゴーシュ」の『インドの虎狩』の曲
のようだったのです。(聴衆全部が感動するような、聞いている
動物の気分・体調までが変わるような)
ブッダが修行の旅にでて、行く道の途中で出会った悪魔
(絶世の美女)のように甘く優しい、そして深い森・心の奥
に潜んでいたものを目覚めさせるような曲と演奏。
この曲、こんな風に演奏なさる方たちも、天使なのか悪魔
なのかよくわかりません。
まだこのほかにも、アコーディオン(バンドネオンというのですね)
も初めて聞いて、音と楽器そのものの動きにも目を奪われました。
この頃はコンサートに行くたびに、知らない世界が
広がって、驚いていまいます。