今日は、友人に呼吸のATM。
(言葉の指示で動いていただくレッスン)
地下鉄の階段を上がりきる前に息が切れる、
オンラインでずっと話していると、
息苦しくなってくる。
ということで、
まず、座ってご自分の体の感じは?
ーー腰の後ろがそっている。
ーー肩のあたりがかたい。
なので、呼吸のレッスンの前にまずイスの
上で腰を少し動かしてみる。
それから、ふつうの呼吸をしていただく。
胸式呼吸とか腹式呼吸とかにとらわれず、
どちらでも。
ほかの場所にも手を置いてみて、
息の入っていく場所を見つけていく。
肺活量が少ない、とか肺が小さい、
というような思い込みがなくなると、
(というか忘れると)呼吸といっしょに肋骨が
柔らかくふくらんでいくようです。
レッスン後はーー
肩甲骨・肩回りがやわらかくなってきた。
呼吸がなめらかになって、はじめより
息がよく入る。
体の各部分を意識して呼吸すると、しぜんに
吸う・吐くがゆっくりになる。
ということでした。
背も高くなりました。
質問:自分でも続けたいのでやり方は?
いつでもOK。
寝る前にベッドの上でも。
歩きながらでも。
頑張りすぎずに、楽に。
とアドバイスしました。
小さな動きでも、体にとっては大きな変化だ
(本来の状態へ戻る)ということを
感じていただけてよかったです。
レッスンでの感想、個人情報の取り扱いなどに
ついても話せました。街に人出が戻ってきて、
今年の年末年始は久しぶりに、親戚・仲間たち
とも集まれそうです。
私自身も、前日のトレーニング・レッスンを
受けた直後よりも、
むしろ次の日に体が柔らかくなって
内側から安定して、穏やかに落ち着きます。
ーー
芸術の秋。
コンサート、パソコン、スマホの中でも
とても印象深い演奏に出会えます。
「結果・ゴールに至るまでの過程が大切」
ということばは知っていますが、
観客・ファンの方たちは、ただ、その演奏だけではなく、
その方の今までの演奏家としての日々のあり方をちゃんと
見ていらっしゃるのだな、と感じて、
思い出したりしました。
才能ある方々がこれから、知らなかったような
新しい花を咲かせて行かれるのを
まわりの方たちが、ことばはなくても
とても力強く、見守っていらっしゃる
のを感じて、気温は下がっても暖かい秋。
アーティストの方たちは、才能と同時に
ご自身の中に自律・自立できる
強さを持っていらっしゃるからこそ、
世の中に送り出された作品・演奏を安心して
楽しませていただけると感じています。
いつも素晴らしい演奏を聞かせてくださる
みなさん、大変ありがとうございます。
寒くなってきましたが、
配信などでも演奏を聴けるとありがたいです。