現在のカポエイラを系統だてて確立した
1899年生まれのメストレ・ビンバの生涯の
ドキュメンタリーを見ました。
カポエイラはアフリカからの黒人奴隷
が自衛のために始めたものでも、今では白人は
もちろん世界中で楽しまれている。
「カポエイラの魅力は、矛盾・相反するもの
を含み、抱える力」って、本当にそう。
攻撃と防御。自分の中の強さと弱さ。
黒人と白人。貧富。。
そして、型の練習や、先生を尊敬する、
ということを大切にしますが、
ジョーゴ、ゲームの中では
何よりも、自由に動くことを尊重する。
ビンバがアドリブで自由に歌えば、カポエリスタも
見物の人たちも陶酔状態で揺れたそうです。
カポエイラでは弱い自分も、そのままでやっていける。
もちろん、せっせと努力は必要ですが💦
倒されたら、やられた~!と笑って
次の時には、何とかうまい技も。
帯が上の人に投げられるときは、
一瞬、重力がなくなってふわっと
気持ちがいいです。
オリンピックの柔道でも、試合が終わった後の
ふたりが仲良くハグするのが印象的。
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