今月は、コンサートのチケットは
持っていないので、
週末は密にならない展覧会へ。
NTT Intercommunication Centerの
ギャラリーで北斎VS廣重
動く浮世絵展。
写真、SNSは全部OK.
大きくして見られたり
絵の外まで夕立が降ってきたり、
パリ万国博の頃、フランスでも
浮世絵の影響が広がったそうですが、
この絵も見ていると、スカートが
風に揺れています。
一番おもしろかったのは、これ。
はじめは、ただ壁の上の絵。
だんだん波が大きくなって
暗くなった部屋全体の中で、絵から光が
あふれてきて
波が滝のようにあふれ出て
部屋中が海の中
カツオやタコがこちらに向かって泳いで来る~。
食べられてしまいそう。
見ていて気分の悪くなった方は
外に出てください、と注意書きが。
確かに、体ごと揺れて足元もゆらゆら。
絵を見たり、音楽を聴いて感じる
ゆらぎや浮遊感をそのままつくり
出している。IT?
ITやAIがなくても、夕暮れの中でふっと
音楽を感じたり、絵のことが浮かんだり
そのまま中に入り込む。
雨の音がリズミカル。