今日は、文化会館で福田進一さんの
ギターリサイタル。
印象に残ったのは、初めて聞くアンコールの二曲。
ブローウェル編曲 ピアソラの「天使の死」。
ピアソラの天使なら、きっとこんなふうに
天から墜落するのでは・・と思わせるような
アクロバティックな編曲と演奏でした。
もう一つのアンコールも
「別れの前奏曲(プレリュード)」という
曲だったでしょうか。
「ヒマワリ」を思い出させるような
きっとまた聞きたくなるような曲でした。
一月のコンサートでも演奏された
ヴァイスの「プレリュード~ファンタジー~
は、外の風のように気持ちよく流れていきます。
サプライズゲストで、石田ゆり子さんが
登場で、映画製作からの仲の良さが
伝わってきて、楽しい雰囲気に。
もっと聞いていたいね、と言う声が
まわりからも聞こえました。
「マチネの終わりに」からの曲も
たくさん演奏されましたが、バッハの
チェロ組曲は、この小説をゆっくり
2回目読んでいる途中で、なるほどこれが
ヒロインが何度も聴いていた曲、
と納得しました。
小説はストーリーが気になって、いつも
つい2,3日で読んでしまうのですが、
英語ならゆっくり読むことになるので、
かえって心理描写や部屋のようすなど
ずっと丁寧に味わえて、楽しみが深まります。
ニュースなども、なにかととげとげとした
雰囲気で、知らないうちに誰もが
疲れているかもしれない中、
ほっと一息つけるような午後のひととき
をありがとうございました。
ーー
前にも少し書きましたが、また
だんだんに世の中が動き出して、
したい事と、しなければならない事が
増えていきます。
コンサートも次々と。
カレンダーが埋まって行きますが、
バランスを考えながら。
そんな中でも、夜はゆっくり過ごせると
ほっとします。