初めて林祥太郎さんのライブコンサートへ。
イパネマ海岸の波音そのままに
ジョビンの「イパネマの娘」
ジョビンがこの曲を作ったという
ガロータ・ジ・イパネマ
という名前のレストランも
思い浮かびました。
壁にこの曲が。
初めて聴いたジョビンの
Eu Sei Que Vou Te Amar
も暖かい音にほっこり包まれるような演奏でした。
(家で生まれたもふもふウサギたち。もういませんが)
チキリン・デ・バチンという
アルゼンチン生まれのピアソラの
曲も印象に残っています。
(写真はイパネマの男の子たち)
フェリシダージは、黒いオルフェの
中の曲でしょうか。
丘の上のキリスト像が見えるよう
でした。
プログラム後半の「大聖堂」は、
いままでも聴いたことがありますが
1,2,3楽章全部、とても丁寧に演奏して
くださって、こういう曲だったの・・
と深く心に残りました。
アルベニスの「伝説」(アストウリアス)
も、まるで目の前のステージで激しいドラマ
が演じられているような立体的な演奏で
(一番後ろの席でしたが・・)圧倒されて
バタン。
「澄み切った空」(シネン作曲)
は、はじめて聴きましたが、
とてもふしぎな心惹かれる曲でした。
プログラム最後は「夏の庭」から”思い出”
you tubeでこの曲を聞いて、このブログを
開いて絵を見ていたら、カーテンがふわっと
揺れて、ギターの音色が聞こえてきたような、
今日聴いた演奏のようにも思えました。
感染防止のため、何度も換気、発声禁止。
でも、アンコールの「幸福の硬貨」の後、
繊細で豊かな今日の演奏に、
ブラボ~!が、静かに会場に満ちていました。