”水とワイン”(Agua e Vinho)は’ジスモンチアーナ’
(Gismontiana)の中の1曲。
ブラジルの作曲家ブローウェル(Brouwer)
とジスモンティ(Gismonti)による曲。
ジスモンティは、リオの生まれでアマゾンにも
暮らしてブラジルらしい曲をたくさん書きました。
you tubeを見ていたら、ビリンバウ(Berimbau)
という曲もあります。カポエイラのときにも
使われる楽器ですが、ギターでビリンバウの音
を表現していました。
この曲は、アマゾン川の流れに南米のブドウ畑
でとれたブドウで作られたワインが流れ込んでいく
ようなイメージ。
それとも、リオの海岸でワインを飲んでいたら
うとうとしたまま宇宙のかなたまで浮かんで
いくような・・。
ブラジルの自然の中で呼吸しているような
感じです。
曲を聞いて絵になるのと、フェルデン
クライスのクラスでインストラクターの
ことばを聞いて自分で動くのは似て
いるよう。
「手を上にあげて」という指示では、
片手、両手、手の平を体の向きに、
外向きに、ひじをのばしたり曲げたり、
指を曲げたり伸ばしたり・・といく
とおりもの上げ方(解釈)ができます。
フェルデンクライスも、曲を聞いて
描く絵も、時によっていろいろな
イメージが広がり浮かんでいくので、
正解がなくて自由でおもしろいです。