フェルデンンクライスのクラスでは、
インストラクターは、ことばで指示を出す
だけで、参加者の方は自分で指示を理解して
動きます。
昨日も私はみなさんの動きを見て股関節
の中をイメージして感じていました。
そして、きょうのカポエイラのクラスの
後で撮ったマルテイロウ(横から前への
ケリ)
基本のジンガの姿勢から
ひざをぎゅっとたたんで・・
前にひざを伸ばしてける。
(一番上の写真のように)
クラスの先生方は、とても的確な
アドバイスをくださって、
「頭の高さが上下する、ケリの
瞬間にジャンプしない!」
と言われて、まだまだうまくはで
きないのですが、
股関節が、無理に力を入れなく
てもしぜんに開いて楽にケリが
出せて、気分が上がります。
前に足を押し出すベンサオンも
軸足を少し曲げて、足を
股関節からぎゅっとたたんで
から・・
腰から前に押すようにケリます。
とても面白いと思ったのは、
脊柱管狭窄症で、歩く時に違和感があり
15分に1回くらい休まなくてはならない、
と言っていた方も、ケリを出したい私も、
フェルデンンクライスの同じゆっくりとした
小さな動きで、楽な股関節を手に入れられて
動きが楽になったこと。
カポエイラの先生が
「右足でけるときは、右の体側をぎゅっと
縮めて」、とおっしゃったとき、はじめ意味が
よくわからなかったのですが、そういえば、
フェルデンクライスのトレーニングで
屈筋と伸筋のことを習った、と頭の中が
繋がって、ぎゅっと縮めた体側の筋肉が
ぐっと伸びる勢いで足が前に飛ぶのを
感じられました。
カポエイラはまだまだぜんぜん
うまくはできませんが、
体の繋がりを感じるのはいつも
おもしろい。