ヨガ: 体のつながりを意識して楽に動く

この間アップしたように、骨と骨の間は、
軟骨や筋・筋肉などでつながっています。
この模型なら、黄色いワイヤー。






この間のフェルデンクライスのクラスは、
中心を意識してからだを動かす、という授業
でした。
月曜日のブラックバードのみなさんにも
やっていただいたのですが、

からだをまっすぐにねる。
すると、からだは、胴体・腕2本・脚2本の
5本の棒に感じられます。






まず、よこを向いて、うで・あしを90度に。

肩・腰、ちからをぬいて





ゆっくり反対側に寝返り。
まず、腰骨をまわすと

しぜんに足もついてきて




左肩もひっぱられて、あがって

右の手のひらを下向きにすると、
右手もからだの上をたどるようについてきて、
反対側に落ちていきます。




そして、反対側にだらん。

かんたんなようですが、肩や腰にかたく
ちからが入っていると、連動して動けず、
うでが宙にあがったり。。




そんな方は、
ひざを立てて上向きに寝て。





腰骨を真上ではなくて、じぶんの顔の方
に、息をはきながら巻き込むようにあげる。

すいながらゆっくりおろす。
くりかえす。
筋トレではなく、からだ(腰)のつながり方
をじぶんで確認するためのものなので、
きついほど動かさない。





頭もはきながらゆっくり上げる。

すいながらゆっくりおろす。
ゆっくり繰り返す。




それができたら、ゆっくりすいながら、
あたまと腰骨をゆっくりと巻き込むように
あげる。はきながらおろす。

ゆっくり繰り返す。





こんどは、あたまと腰骨をシーソーのように
上げたり下げたり。


小さな動きなので、写真ではわかりにくいの
ですが。





この動きを繰り返してから、はじめの、右から
左へゴロンと転がる動作をしてみると、とても
やりやすい。

腰の痛みや不調は感じたことがない、という
TMは、じぶんの股関節がかたかったのだ、
と発見。この動きで柔らかく腰が回転する
ようになったそうです。




足と背骨が腰骨でつながって、肩と背骨も
繋がっているのが実感できます。







いつもポーズをとってくれているTMは、
学校にも慣れて、毎週水泳も続けている
そうです。





29日(木)の日経新聞の夕刊に、
ニューロリハビリテーションという、
電気的刺激を与えることにより、
脳梗塞や、ジストニアのピアニストなどが
回復して、注目を集めているという記事が
大きくでていました。

弱ったり、ダメージを受けたりしても、
からだは、じょうずに使えば、少しずつでも
徐々によくなっていく実感。