フェルデンクライス・メソッド ワークショップ

土日は、オーストラリアから先生が来日。
今まで5,6回1時間ほどのクラスには
参加しましたが、はじめての長い
ワークショップ。

会場には、骸骨の模型。
体の動きは、骨のつながり・連動。
まず、上向きに寝て、ゆっくりからだを
横に動かしていくと、背骨がつながって
波のように動いていくのを感じます。



今までしたことのないような、いろいろな
ちいさい動きで、ゆっくりとからだを動かして
内側の感覚や連動を探険していきます。

わかったのは、
よく使う筋肉は、力が加わるから短く
なる。だから、ひざのうしろは曲がって
しまいやすい。
同じ動きでひとつの部分を鍛え続けると、
うまくリラックスしながら行わないと、
筋肉や筋はかたく縮んで、骨のつながりが
みじかくなってしまう。





動き方には習慣・クセがある。
両手の指を組むと、だれでも必ず同じ親指
が上になる。反対の親指を上に組むと、
新しい感じがする。
ヘンな感じ。
その感じはうで・肩まで繋がっている。
でも新しいやり方を繰り返していくうちに、
違和感は静まる。







痛みや不具合があるときでも、
古いやり方を捨てて、新しいやり方をする
のは、居心地のわるさを感じるけれど、
しばらくすると、静まって慣れる。
それは、内側の感情・情動とも
結びついていて
かわりたいけれど、今の(やり方の)
ままでいたい、
という矛盾が気持ちにもある。







からだのかたさや不都合をなおす時には、
きもちを開いて・こだわりをすて
リラックスするのがたいせつというのは、
こういうわけだったのですね。

からだの内側のつながりや変化を
感じるのは面白くて、びっくりすることが
いっぱいの2日間でした。