フェルデンクライス メソッド

2か月ほどまえにはじめてクラスに行ったのですが、
からだの内側の感覚をじぶんで細かく感じられる
ようになります。

なにかを治療してくれるとか、教えてもらう
というクラスではないので、何回も行ったから
ケリがすごくうまくなるということでは、ぜんぜん
ないのですが、自分で、感じて考えて、
からだの動かし方を調整しやすくなります。






カポエイラのクラスで、横からのケリ(マテロ)
を蹴るとき、からだの感覚を左右半分にわけて、
右足でけるなら、右半分のからだは、左側に
向かって移動(回転)して、同時に左半分のからだは、
こしからまえに移動する、
というようなことを先生に教えていただいて、
ちゃんとできるかどうかは別として、意味がよく
わかるようになります(からだでわかる)。









ホンマカイナ。。
と、塀の上〜。








そりゃあ、ヨガといっしょで、ことばで感覚を
説明するのはむずかしいのですが、








絵でも、カポエイラでも、やってみたいな〜、
好きだな〜と思ってはじめて、はじめは
ビギナーズラックで、なんにも考えないで
けっこう楽にたのしくできてしまうのですが、
あれこれ習って、知識がふえてくると、筆を
動かそうとするとこれじゃいけない、
ケリをだそうとすると、習ったことがあれこれ
あたまに浮かんでからだがかたくなる。







前回のクラスでは、こしとかたをほんの2センチ
動かすという動きで、肩・肩甲骨などの内側の
感覚をじぶんで確認したのですが、
今回はあおむけにねて、両うでを左右にまっすぐ
のばして、握りこぶしを作り、それをゆっくり
下に回転させる。
右うでからはじめて、ゆっくり指で動きを感じるくらい
ちいさな動きで。
左右行ったら、
こんどは上向きににぎりこぶしをゆっくり回転。
だんだん動きをおおきくすると、握りこぶしと
いっしょに、うで・かた・肩甲骨・あたままで
連動して動く。






なるほどね〜。
ケリをだすときも、からだをらくにしぜんな
動きで、でもからだをまとめて、と言われます。
楽器の演奏をするときも、指先だけではなくて、
こし・肩甲骨などからだ全体を使って弾くのだそうです。
ケリでも楽器でも、しぜんな動きで、こしはしっかり
しつつ、それぞれのからだの部分が連動していないと、
ギクシャクした動きになって、良いパフォーマンス
ができないのですね。







この間のカポエイラのクラスでも、先生の
おっしゃるとおり、じぶんではうでをぐっと
のばして側転しているつもりでも、
ダメだしがとびます。

まえは、そんなとき、とてもがっかりしたのですが、
今はそれを、こうかな?ああかな?と
試行錯誤するのがおもしろい。
人から見たらぜんぜんわからないくらいでも、
じぶんの中でほんの少し動きが大きくできたな、
と思うとちょっとうれしい。
反対に、できてないと思っても、写真でできて
いると思うときも。





は〜、そんなたわいもないことで、おもしろい
わけね。

ごくろうさま。




と、ネコに言われそう。