朝のひざし
森はしぜんの空気浄化装置なのですね。
入ってきたとたんに、ひんやりした透明感。
竹林の間をぬけて射す朝日がまぶしい。
カラダの中のリズムみたい?
風が少し強くて池の水面のさざ波がきらきら
びみょうに変化していく。
ひかげは寒くて凍えそうでも、
陽だまりのあたたかさ。
毎日しなければならないこと、楽しみなこと、
気になること、いろいろあってもほんの何分か、
そういうのを横において、頭と胸のなかをからっぽ
にしてみると、ゆっくり目をあけたときには、
は〜、まぶしい空。
朝の森で少し過ごせれば、じぶんのケリの勢いで
ひとりでよろよろばったり倒れても、やっぱり
けっこういい一日かな。
ー