きのう、朝外に出ると雨がぽつぽつ。
乾いていた空気、草木もうるおう。
ぬれるというほどでもなく、気持ちがいいので
そのまま、からだを動かして柔らかく。
大きく咲いた黄色いパンジーに目が吸い寄せられます。
ぼんやり見つめて、色・かたちを味わって、
その中の一点を見つめていると、まわりの景色が
溶けていって、パンジーの黄色だけが浮き立って
明るく。
頭の中も、やわらかくながれができていくよう。
パンジー・パワーかな。
カエルの手？
とつぜんですが、夏のおわりに
カエル君が天国に帰っていってしまいました。
夏の間は、昼間はなるべくクーラーのそばに、
夜はケースの上・下に保冷剤の大きいのをおいて、
草むらにおいていたのですが、夏のおわりに
旅行の間預けていたら、温度が高すぎたようです。
とてもかわいそうで、今までお話できませんでした。
去年・今年と、東京の夏が暑くなり過ぎているので、
もう次のカエル君に松本から来てもらうのは
あきらめました。
いつも、朝の深呼吸する場所のそばに
埋めました。
もう近くで会うことはできませんが、毎朝
おはよう、と話しかけられます。
冬虫夏草って知ってますか？
夏死んだ虫のからだから、冬に草が生えて、
秘薬になるというようなお話が、忍者の物語
などにでてきます。
これは、夏虫秋草?カエル君をうめたところ
から、大きく育ちました。
ちょうどいい目印。
(ほんとの冬虫夏草は、キノコのようです）
さみしいというよりも、いつまでも、
とてもいいともだち。
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