ナンバ式(古武術的) からだの動かし方

先週の土曜日、松涛美術館でお友達と
会って、午後は渋谷から電車にのって・・・
大学で体育を教えていらっしゃる
カポエイラのクラスのYさん・T先生といっしょに
ナンバ式の講習会へ。







ナンバ式というのは、欣ちゃん走りで有名な
あの、右足を出すときに右手も前にだして
歩く、という日本古来のからだの動かし方。






西洋の考え方の、からだに負荷を与えて
つらいトレーニングで筋肉を強化して強くなる、
というのとまるで反対。
骨を意識して、なるべくからだが楽で
きもちがいいように動かすと、
こし・ひざなどへの負担(故障も)が少なく
きぶんもいい。








よくウエストから足だと思って走る(歩く)
ようにといわれるが、ナンバ式では、上体も
右左に分かれているイメージで、
右足・右手をだすときに、右の胸も前に
出す感覚でひざを伸ばしきらないで、足裏
全体で前に進む。からだが軽い。
肩と腰がいつも平行に前にでる。ひねらない。
お能や、忍者・侍のイメージです。






いつも、自分のからだの声を聴いて、
きもちがいいようにからだを動かせば、
痛み・故障などを感じないで済すむ、
ということはきげんがよくいられて、
うつの治療・ピアノなど楽器奏者の疲れない
動きにも応用されているようです。







ワークショップで、体重移動による、
なめらかなからだの動かし方など、
納得がいきました。
IT企業の経営者の方・外国の方が
はかま姿で参加していらしたり、
老若男女の参加でした。






さいごに、とつぜん
それじゃ、先生もいらっしゃるので
カポエイラを。
と言われて、




え!聞いてない!
でも、なりゆきで、わたしも、T先生・Yさん
といっしょにデモンストレーション。
それから、みなさんに
いっしょにやってみましょう♪

ということで、
パンパンパン
手拍子したり、ケリ・よけをいっしょにやって
最後には、ホーダ(円陣)を作って
みなさんとジョーゴ(ゲーム)まで
やってしまいました。
さすがナンバ式の講習を受けている
みなさんは体の動きがなめらかで、
よろけたり、笑ったりしながら
なめらかにアルマーダ(回転ゲリ)で、
ほー!






教えていただいたり、カポエイラしたり、
からだの不思議探検はまだまだ続いて、
知らないことがいっぱいでおもしろい!







まだ灰色のふゆ空でも、もうきっと
いちばん寒いときは過ぎて、春はすぐ
そこの曲がり角のところまで来てる、
はず?