ブラジル5: カポエイラの授業

4日間の牧場での授業は、帯ごとに分かれて
朝から夕方まで。夜もイベントが。
宿には日本人12人で泊まりましたが、それぞれの
体力・気力にあわせて行動。

先生たちは、朝から。
わたしは、体力とそうだんして、少しゆっくり。
ということは、自分でバスに乗っていかなくちゃ。
カポエイラのTシャツでバスを待っていると、
ミニバスの運転手さんが、
牧場まで?
と、声をかけてきます。
値切り交渉もして、
道沿いの門までじゃなく、中までね、
となんとか通じて、牧場まで
たどりつけた時は、ばんさ〜い!







はじめは、テントの下でメストレ・ナゴーの
クラス。
エスキーヴァ(防御)が一番大事!
というお話。
それに、サンバやマクレレのダンスも練習。

メストレ・ナゴーは赤白の帯。
世界でも数人しかいません。
ほんとに強い人はやさしそう。







次は牧草の上で、ペイシ・クルー先生のクラス。
草の上は、足にはやさしいのですが、
乾いた馬のふん、できたての牛ふんの山が。
ここで、ネガチヴァ・ヘジョナウ(片足を
のばして、ほほが地面につくくらい低いよけ)
の練習!
みんなほこりだらけで、のどの奥までかさかさ。
ごほごほ。目はごろごろ。
ケシャーダを出すと見せかけて、コンパッソ
という練習もしました。






白・黄色の下の方の帯のわたしたち、
一番たいへんだったクラスの後で、記念写真。
半分くらいはブラジルの人かな、わたしが
いっしょに組んだ人は、スエーデン、ドイツ、
メキシコ、トリニダードトバゴアメリカ、
イギリス、エストニアなどなど、とにかく
どこからでも来てます。







日本でも教えていただいたペイシ先生と。
どっちを見ても、大先生ばかりで、
まるで、カポエイラ界のハリウッド。
つい、写真を一緒にお願いしてしまいます。







S子さんたちも、牧草の上のクラス
でケリをバ〜ン。
日本人のみんなもすっかり馬ふんのほこりに
やられて、ごほごほ。
これも、きっと、困難に耐える訓練?
数えてみたら、牧場全体に、1000人
近くの人が。





このクラスはなに?

木からロープがつるしてあります。






人の輪の中をのぞいてみると

両足首をひもの下の輪に入れて、両手を
地面について、逆立ちの練習?






12時から3時までは、昼休み。
みんな、昼寝をしたり、洗濯してシャツを木の
上に干したり。

S子さんは、7センチくらいの幅のひもの上を
歩いてます。
スラック・ラインといったでしょうか。今、
アメリカでもブラジルでも流行中。






昼休み、みんなで逆立ちなどの練習を
していたら、

先生がやってきて、
こうやるんだよ。
気軽に声をかけてくださいます。
わたしは、もう、目を丸くして写真を
撮るだけ。





あひると遊んでいて、いいんでしょうか。







ニワトリの親子も。

鳥や馬の牧場に、私たちがちょっとおじゃま
しているわけ。






クワッ クワッ!

のってくれて、ありがと。





馬と人の区別は特にないようです。

JAPAOに、栗毛・カツトシくんという馬の
友達がいるんだけどね。。
話しかけると、
フンフン。





わたしやっぱりこのふんのほこりの中
では、寝られそうにないです。
また、あしたね。




フンフン。