ひっそりと


夜がふけて、誰もいない部屋では、
窓も開いていないのに、モビールがゆれて、
本棚の中からみんながおりてくる。






物語とか、夢うつつとかいうんじゃなく
そういうシステムになっているみたい。
外のくさむらまでも出ていきそう。
それとも、街にくりだす?
こんど、馬車と自転車と空飛ぶ絨毯で
競走しようぜ、って。




いいね。