カポエイラ: ケリはためて出す

じょうずな人がけりを出すと、シュッ!
と音がします。
わたしだと、そんな気配もありません。





その差はなに?

ためなんですって。
アルマーダ(ぐるっと体を一回転してける)の
ときも軸足に体重をのせたまま、胸がまえを向く
くらい、せいいっぱい体をひねる。
やっているつもりでも、胸が正面向いてない!






そうすれば、ねじれた体が戻ろうとする
勢いで、強く回転できるはず。

これじゃ、だめですね〜。
悪い例その1、です。






Hdのキレのいいメイアルーア・ジー・コンパッソ。

低くかまえて、あごをガードして。







ななめ45度まえに踏み込んで。







ここがかんじん。
ぐっとからだを足の間にいれて、ひざはのばして、
からだをひねる。







腰の高さが上下しないように、ためて
ねじれていた腰ごといっきにける。







低く低く。
けりを出した後も、あごのガードを忘れない。
こんなふうに、うででいつもガードというのが、
意外にできないのです。







気を取り直して、
ケシャーダ(横向きのけり)いきま〜す。








一歩踏み込んで








横をむいて、少しかがんで







上半身だけ、正面に。
下半身は、まだねじれたまま、ためてためて。







ねじれたからだが、戻っていく力で内から外に
けりま〜す!
少しはスピードがでてるかな。




いつもやっているケリも、しっかりねじってやると
ぜんぜん違います。
次の日の筋肉痛が半端じゃありません。
からだ全体を使うということでしょうか。
あ〜、じょうずになりたいな〜。