さんちゃんが・・・

死んでしまいました。
家で生まれたさんちゃんは、
げんきで、よく話がわかって、
いいともだちでした。







地震の後、あまりげんきがなくて、家の中で
暮らしていました。歩けなくなっても
朝、冷たくかたくなっているのに、
抱きあげてあげると、
気持よさそうにまた暖かくなって、
最後、何日か生き延びました。

深大寺の動物霊園へ。
さくちゃんを連れてきたときは、紅葉が
真っ赤でした。
今は新緑が重なって、かぜに揺れて、
こんなところでゆっくり深く眠れたら、
ほっとします。
と、たぶんさんちゃんも言っていそう。






いまも、キッチンに入ると、ふと
さんちゃんのいたところを見てしまい
ます。







いっしょにずいぶん遊びました。
うさぎ年まで生きられてよかったです。