さよならプネー デリーで乗り換えでただいま

日本に帰る朝、Lホテルで。
写真、送ってくださいね〜



プネーの空港に向かうタクシーの中で、
どこから来たのですか?
トーキョー、ジャパン。
ボリウッド(ハリウッドじゃない)の映画で
サヨナラ・トーキョー、 というのがあります。
どんな映画?
女優と俳優がトーキョーで出会って恋に落ちて、
歌います。サヨナラ〜 サヨナラ〜♪
それじゃ、悲恋ものなの?
いいえ、ハッピーエンド
それは、ヨカッタ。




わたしたちの知らないうちに、インドでは、
日本はなんだか、人気がありそうです。

(デジカメの電池がなくなって、ここからは、
ラジャスタン村遊園地の写真で)




プネー空港から乗った、キングフィッシャー
の国内便は、やや遅れて、動き出したとたんに
すごい音。飛んでからもがたがた。JALやANA
だったら、絶対ありえない。でも、もう仕方ない。
そのうち、音も静かになって、ほ。




デリーに着いて、荷物を待っていると、日本の
インド人旅行社で頼んでおいた、ガイドの人が
にっこりと声をかけてきて、おどろく。
○○サンデスカ?
わたし、案内ノRデス。(日本語です)



成田行キノ出発マデ、観光トショッピング
イカガデスカ?
ノー・サンキュー。ショッピングも観光も
しないから、国際線の空港へ。
すかさず、日本語のメニューを見せてくれると
アーユルヴェーダがある!
今回は時間がなくてできなかったので、
つい気持ちが動く。


14000円で、シロダーラ(頭)を入れると、
18000円。高いな〜(それでも、日本の半値)
とおもいましたが、荷物も重くて肩が痛かった
ので、お願いする。
車で、小一時間。デリーのガタガタ道を行く。
着いたのは、壁がはげ落ちたヴェーダンダ治療
と書かれた石の建物。



中には、ドクターと男のお弟子さんそれに、女性
の施術師。ドクターの机の前に座りましたが、
すぐに、治療室へ。
壁には、ヴィヴェカナンダさんの肖像画とことば
のポスターが。
チキンのようにオイルを塗られて、女の人が
せっせせっせと揉みほぐしてくれます。
シロダーラは、仰向きで、ひたいにずっと
細く暖かいオイルをたらし続ける。
眠ってしまって、目が覚めると、あたまが
かるい。




1時間半ほどのマッサージが終わると、シャンプー
など手渡されて、シャワー室へ。シャワーのお湯
が熱くなったり、出なくなったり。女の人に、
これを使って。
と言われて、バケツとおけで、髪とからだを洗う。

(つな渡り)



服を着て、ガイドのRさん、ドライバー、ドクター、
お弟子さんのいるところへ。
あのね、ワタシ、バンガロールの一番上等のホテルで
同じことやってもろて、12000円でここより4割も
安かったんよ。
ドクターのカウンセリングもしてもらって、もちろん
あたたかいシャワーに、サウナにジャクジー


Rさんが、
・・・デモ、ココハホテルデハナクテ、治療ノト
コロデスカラ。マッサージハドウデシタカ。




彼女は、ちゃんとやってくれはったけど、Lホテル
では、お祈りして、こころをこめてやってくれはった。
日本人はアホで、言うたら言うただけお金出すと
思たら、アカンのよ。
お金はらわへん、っていうるのと違うの。ただ、
日本人たちからは、とれるだけぼったくろ、と
思わんといてね〜。




と言うと、4人ともかたまる。
ドクターに
かべにヴィヴェカンンダさんのことばが
あるということは、わたしたちは同じ道を歩んで
るっていうことですよね?




ドクターは
うぐっ。
Rさんが所長に電話して、しばし。
アナタガイイト思ウダケ、ハラッテクダサイ、
ト所長ガイッテマス。

わたしも、少し気が弱くて、Lホテルと同じ
だけ払って、Rさんと車で空港へ。




Rさんは、もしかして、上の人からおこられる
のかな、とちょっと申し訳なくなって、空港の中
のカフェへ。
渋谷の東急本店に向かう途中にもある、赤と黒
よくあるお店。
Rさんもどうぞ。遠慮しつつもやさいサンド。
わたしは、ハム・チーズ。




ココハタカイカラ、ワタシ入ッタコト
アリマセン。
???
半分づつにしましょう
と、やさいサンド。
オイシイデス!
ハムサンドもどうぞ。
ワタシハ菜食デス。ハムハ食ベナイ。
霊性が下がらないように?
ハイ。



う〜ん、なんにも文句を言わない日本人からいっぱい
巻き上げるのと、大きくて、怖いもいたいもわかる
うしをハムにして食べるのと、どっちが霊性っが下がる?
って言ったら・・・。




Rさんは、ぐうぜんにもムンバイのドライバー
と同じRAMというなまえ。ラムとは、ラマ・クリシュナ
というカミサマのなまえで、インドでは、カミサマの
なまえをよくつけます。




気を取り直して、
Rさん、週末は何をしているの?
仕事です。
え?じゃ、お休みの日は?
休みはありません。
え?
お客さんの、来ない日が休みです。
日本のお客さん、たくさん来ます。

Rサンも、実は、日本とインド、親戚同士で経営
している旅行社にぼったくられてる?!




じゃ、いそがしいんですねー。
はい。しごとがたくさんあるのは、ありがたいです、
カンシャしてます。
信心深い、Rさん。
考えてみれば、インドは、はじめから、一番高い値段
をいって、よければ払って、いやなら交渉次第という
文化なのですね。
だから、ぼったくり、という感覚はないのかも?!




しばし、おはなしをして、握手してさよなら、
げんきでね!




出発のゲートに行くと、旅物語などワッペンを
つけた方たちのグループも。

たのしい二人旅の日本人の女の子たちがいて、
インド話に花が咲いて、
タージマハールの物売りのすごさなど、聞き
ました。




その子たちが、
わたしたち、デリーの中級のホテルに泊まって、
アーユルヴェーダやってもらて、3000円でした。
けっこう、きもちよかtったですよ。
え"〜!!!
わたしの払った値段の四分の一。
ショック!





デリーでは大阪の”言ってやったの!オバチャン” 
になって、ボディー・ブロー!のつもりだったのが、
やわなねこパーンチが、空をきっただけだったみたい。
今ごろ、日本人はアマ〜イ、
って4人でよろこんでるかも!?




インドの観覧車は、ボックス席が8こ。
人力で動きます。ふたりが大きく押して動き出し
ます。すごいスピード感で、振り落とされそう。
止めて〜!!
叫ぶと、おもしろがって、どんどん、どんどん
速くまわして、大サービス。
もう、怖いので、黙って、じっと止まるのを
待ちます。




止めるときは、大の男ふたりがぶらさがって、
ゆっくり止まります。
は〜。どきどきでした。
降りてくるわたしは、ショック・・・
回していたふたり、うれしそう。




というわけで、無事、肩こりもほぐして、日本に
戻ってまいりましたが、1週間のインド旅行で
なにがわかったか?というと、
あちこち見てまわると、なんだかなにもかも、
わけがわからないな〜、ということがよくわかる。



で、きょうもまた、洗濯しなくちゃ、大掃除も
しなくちゃ。
あ、あしたは、早朝草上ヨガにいこうかな。




長いインドブログでしたね〜。
もし、お付き合いいただいて、ここまで読んで
いただけたら、映画やニュースでご覧になる、
インドとは、ちょっとだけ違うインドも楽しんで
いただけていたら、うれしいです。