オショー・アシュラム 動きながらのメディテーション とギター

20人ほどのクラスで、みんないっしょに
やりました。まわりを気にするのではなく、
自分がどう見られているかではなく、
内側に意識を向けて。


オショーのメディテーション
1.呼吸法
足は肩幅に開いて少し前かがみでひじをあげて。
リズム、カウントなどを気にせず、
ひじを曲げて、わきをしめて、
強く鼻からはく。
ひじを大きく動かして、はやくくりかえす。
強くはけば、しぜんにまた、鼻からすえます。

5〜10分やって、目を閉じてじっと。
あたまの中がからっぽに。




2.声を出す
足は肩幅に開いて、腕は高く上に。
ジャンプして、
あ”!
とできるだけ大きな声をだす。
足のうら全体を地面にしっかりつけて、着地。

あ”! あ”! あ”!
と5〜10分ジャンプを繰り返すと、内臓が生き
返って働き出す感じ。
目を閉じてじっと。
あたまの中がますますからっぽに。



3.ストレスを全部はきだす
誰でも、意識・無意識のうちにストレスを
ためている。
1.2.で、体内のよけいなもの・二酸化炭素
など吐き出した後、自分の中の怒り・不満
恐れ、それに、よろこびでも、ことばで
はきだす。

でも、それは、日本語とか英語ではなく、
ばばばばば・あぶぶぶぶぶ・・・
なんだか訳のわからないことばでいい。
ジョン・レノンのやっていたプライマル・
スクリーム--原初の叫び療法ーーってきっと
これなのでは?)
まわりのみんなもやっているので、自分だけ
黙っていると、周りの吐き出した悪いものを
取り込んでしまいます。なるべくてれずに
自分もやりましょう。ということで、

自分のまわりの、もの・ひと・システムなど
ひとつひとつ思い浮かべて、思い切り
あばばばば・ががががが・・・
ストレスをはきだす。10分もやったでしょうか。
パン、合図の音がなって、目を閉じてじっと。
頭も、こころもからっぽ。




4.ふんわりした音楽にあわせて、ゆれる
ように、おどる。



からだがしぜんにゆれる。



5.20分ほどらくに座る。

もう、内側に何も残っていないので、
すわれば、なんの努力もなく、
メディテーションそのものです。
からっぽ。
死んだあと、というのは、たぶんこんなふうに、
真っ暗ではなく、ほの明るいけれど、何もない
静けさなのだろうと、思えます。



朝晩少しづつでもメディテーションして、この
状態を覚えておけば、死ぬということが、そんな
に怖くないし、身近に感じられるって。
日々、その時を意識して、いれば、生と死が
ひと続きに感じられて、そんなに怖がら
なくてもいいかもしれない。

(写真は、クラスのR子さんが帰ってから
撮ってくれました)



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インドから帰って10日ほどたって、きのう
ギターデュオ柴空ライブへ。
クラッシックといっても、ラテン系の曲が多い。
いつ始まって、いつ終わるのかよくわからない
流れていく雲のような曲や、アサド兄弟の
ブラジルの3つの風景 のように、とても
はっきり景色が見える曲、オリジナルがうまく
交互に演奏されいた。

クレンジャンスの バカンスのために、という曲
はインド旅行がそのままよみがえったし、
プホールの 3つの秋の小品 は、まるで
詩がついているように、聞こえた。




11月のある日は、有名なキューバ映画の主題歌
だそうで、色々なひとが演奏されるが、弾く人
によって、まるで違う曲に聞こえる。




3時間近く、MCは曲紹介だけで、歌もなく、
ことばではなくて曲が直接入ってきて、
背中がゆるんで、らくになった。



きもちのいい場所で、言葉は、なしで
ただ、黙ってこんなふうにゆっくりした
雰囲気の中にいられたら、いいですね〜。

あ、ライブでは、踊ってませんから、
だいじょうぶ。
きもちだけ。



(また、オショーの話のつづきを)