オショー メディテーション アシュラム

プネーのオショーアシュラムでは、ユニークな
体験をしました。

朝9時に行って、3時間の紹介コース。
その前にダライ・ラマの袈裟のような色の
服を買います。
この服で、600円。半そでから、長袖まで
いろいろ10種類くらいの中から選べます。
男の人は、古代ギリシャ人のような長いローブ
です。

中は写真を撮れないので、門の外で。


(パンフレットの写真)
プネーの街の中の、東京ドームくらいの広さ
でしょうか。
その中にぽつりぽつりと、建物が。
ピラミッド型だったり、オープンテラスの
カフェだったり。池があったり。
大きな木々が生い茂り、陽のひかりも雨も、
薄く重なり合った木の葉が、やさしく
さえぎってくれる。

宿舎は、大理石の床でシンプルながら、欧米の
一流ホテル並の清潔さ美しさ。
で、一泊6000円。




まず、IDを作ってもらって、20人くらいの
グループで、紹介コースが始まりました。




ここでは、いつも外に向かっていた気持ちを、
自分の内側に向けて。
いつも、特に疑問をもたず、だたまわりの人が
やるようにやっていたことが、本当に自分が
やりたいやり方だったのかを、一度意識・確認
してみましょう。
と言われて



はじめのクラスは、音楽に合わせて、まわりを
気にせず、目を閉じて、ゆっくりとからだが動き
たいように動かして、踊りましょう。
という指示。
恥ずかしければ、アイマスクも使えます。
5〜10分くらいゆれていたでしょうか。





次は、みんなで輪になって、自己紹介。
男女半々くらい。
大学生くらいの人から、お年寄りまで。
2ヶ月くらい滞在する人も多い。
仕事に成功して、お金と地位を得ても、
それだけでは満足できなかった欧米の人たち
が、精神的な満足を得るためにきているよう。
一週間の人も。わたしは、1日半!
20人のうち、欧米人が6割、インド人が3割
東洋人が1割くらいです。
個人・カップル・友達どうし、いろいろ。
みんなおだやかで、やさしいフレンドリーな
雰囲気。
滞在している人は、500人くらいかな〜。

シンハーガートの上から見たプネーのまち)




瞑想センターなので、静かにしていたい、
話しかけられたくない人には、
話しかけないでください
と書いたバッジもある。
わたしは、バッジはつけなかったが、短い
間しかいられないので、なるべく、食事の
ときなど目をあわさないようにしていれば、
話しかけないでもらえた。




むかしからの、ただ座るだけの瞑想は、
現代人には、むずかしい、ということで、
からだを動かしながら内側をからっぽに
して、ゼロ地点に心身をもどして元気に
なりましょう、
という考え方のメディテーション・センター。


(ムンバイからプネーへのハイウェイ沿い)



受付では、日本語も聞こえていましたが、この
グループでは、わたしだけ。
じぶんの国の音楽がかかったら、真ん中に出て
おどってくださ〜い。




最初は、インドの音楽。5,6人が真ん中で。
まわりのわたしたちも、まねして、インドの踊り。
次は、ドイツのひと〜。
学校でやったフォークダンスに似ている。
みんなで、肩に両手をおいて、ジェンカみたい。




次は、日本の音楽で〜す。
え?日本舞踊習っておけばよかった。
って、今さら、おそい。
で、流れた来たのは、
アップテンポの沖縄民謡!
てれているひまもなく、
真ん中にでて、両手をあげて、
ハイ ハイ ハイ ハイ 
ぐるぐる ぐるぐる、とんだり、ゆれたり
インチキ踊りが続きます。
ひげもじゃカナダ人もハイサイおじさ〜ん
ウクライナの女の子もハイサイおね〜さん
エイサ〜 エイサ〜
盛り上がります♪



次のスコットランド人のおとこの人は
横顔の目・鼻・口にかけてが、ポール・
マッカートニーにそっくりで、ひとりで
おもしろいな〜、と感心。
カナダ人の女の子は、カナダのダンスって
ないわ。
それなら、適当でいいの。




ダンスのクラスが終わると、
次は寸劇。
みんながまるく座って、ふたりが前に出て、
ひとりがインド人の空港の職員、
もうひとりが手荷物がなくなった旅行者の役。
英語で、即興でやります。
乗り継ぎでよく行方不明になる荷物、
インドのお役所仕事など、すっかりみんな
苦労しているので、ウケます。
手を上げて、やります!という人も。
3組やりましたが、みんなユーモアたっぷり
で、アドリブうまい!
私は、なるべくインストラクターと目を
あわさないように、なんとかのがれました。
前途多難?





その次は、たなにおいてあった白いプラスチック
のマスクを、みんなかぶります。
そして、ゆっくり流れる音楽に合わせて、仮面
舞踏会。男でも女でも、好きな職業になって、
自分の前にいる人と互いに自己紹介。
ファーマーになったり、漁師になったり、
貴族になったり。




そのあと、
みんな、大きなかがみの前にいって、
マスクのままの自分の顔をみてください。
じ〜っ
わたしの凹凸の少ない顔も、ウクライナ
かわいい女の子も髪の色以外、まったく同じ。
ゆっく〜り、マスクをはずしてください。
ゆっく〜りはずしていくと・・・
はい、その下にもうひとつのマスクがあります。
と言われて、
たしかに、自分のかおも1ミリより薄いような
ひふの下は、筋肉と血管で、となりの人と区別
がつかないもの。
そういうことは、知識としては、わかっていても、
じっさいに体験すると、印象は強烈です。
その場にいると、けっこう、みんなといっしょに
なんでもやれてしまいます。




(次は、いよいよからだを使ったメディテー
ションが始まります)


今ちょっと忙しいので、少し休んで、また
書きますので、どうぞよろしく。