カポエイラ カマラ

カポエイラの歌には、よくカマラ、ということばが出てきます。
ボサノバの歌詞でもよく見かけるように。
日本語のちょうどいい訳がみつからないけれど、仲間とか、
ねえ君!(あなた!)というような呼びかけのことば。


朝のFMで聞いたのですが、運動をするとセロトニンという
気分がよくなる脳内伝達物質がでるそうです。で、カポエイラ
クラスのカマラは、なぜか、みんなにこにこしていて、ごきげんが
いいのかもしれません。

カポエイラは、寸止めで、ほかの格闘技のようには、相手に
当てないゲーム(遊び)なので、じょうずな人は初心者に
対しては、うまく受けられるように、技を出してくれます。
じょうずな人同士は、目にもとまらない、風を切る音がする
ほどの対戦だけど。
攻撃的な人は、クラスに見学にきても、また、他のもっと
本気で当てる格闘技にいってしまうようです。


体を動かしたり、ケリの練習は、とてもおもしろくても、もし
点数がついたり、相手にダメージを与えて勝ち負けを争うのなら、
カポエイラはとてもできなかったな〜、と思います。
もし、相手と争って勝ったら、おいしいご馳走をあげますって
言われたら、相手に勝ちをゆずって、そっとリングを降りてしまう。
けんかや、大声でどなる、というようなのも苦手。
やっぱり、おだやかなのがいいな〜。
そんなこんなでも、格闘技好き!K−1おもしろい、という方
ぜひ、カポエイラのカマラに。