カポエイラ ビリンバウの弦が・・


ビリンバウを練習するには、まず一番大変なのが、弦をはること。
鉄の弦と弓の間に足をいれて、弓を太ももで広げてしならせてすばやく
上で止めて巻いていくのだが、すぐ途中で緩んでしまう。
いつまでも、人に頼んでいられない。

自分では、汗かいてせいいっぱいで7センチ。
これじゃぜんぜんしなりが足りない。この倍くらいは必要。



なかなかうまくいかない。
でも、弦がはれないと練習できないので、ボヨンボヨンと
ゆるゆるの音でがまんして、弾く。
歌う。
ずるずるとカバッサ(やしの実のまるい部分)がさがってくる。
ひとりで、雨の音がぴったりな地味なれんしゅうが続く。