ゲバラの映画後編 チェ39歳別れの手紙

ゲバラの映画後編は、キューバ革命の成功から39歳でボリビア
殺されるところまで。
はじめてのキューバでの革命のときと、同じ努力をしても(それとも、
はじめのときと同じ方法・努力では)次の成功はなかった。
革命を成功させたかったら、いつも目的に対する情熱・気迫・
エネルギーを内側にみなぎらせていなければいけないって。
う〜んすごい。

結局、ゲバラは革命家としてはこころざしをとげられず、失敗のうち
に一生を終わったのにもかかわらず、いつまでも支持され愛されている。
それはたぶん、最終的な結果よりも、その途中のいさぎよく
ぶれない生き方が魅力的だから。

映画のBGMは、なし。ただ山の中の小鳥の声と、ときに流れる
アコースティックギターのソロだけ。
最後につかまって、殺されるのがわかっていながら、お天気のいい
山のなかの行軍中に流れるギターの音は、saudade、 tristeza
印象的。